昨日のブログJinaの沿革 ④ 【出会いに助けられ】
では、いきなり神戸店の店長に抜擢された経緯を話しました。
店長として指揮を取る立場になっても、高額な育毛ケアについスッキリ納得していたわけではありません。
でも、できるだけ負担を少なくして、なんとか髪を取り戻してもらう。
と考えて、心の中に燻る
高すぎないか?
という疑念に蓋をしていました。
ウィッグについても、
入社、間もない大阪店勤務の頃に、こんなことがありました。
あるお客様が 厳しい表情で、大阪店店長に詰め寄る場面に直面しました。
「あんたの口がうまいから 乗せられて78万円もするウィッグを作ったけど、家族から猛反対されたわ。キャンセルさせて!」
お客様を担当していた店長は
「お客様のためにオーダーしたウィッグが出来上がっております。お客様にお似合いになるように、後は仕上げるだけなので、キャンセルはお受けできません」
と丁寧にキッパリ対応
お客様は、終始硬い表情を崩さず
不機嫌なまま、完成したウィッグをつけて帰られました。
この会社、大丈夫なんだろうか?
そのお客様が
1週間後、幾分硬い表情は残るものの
「お友達が似合うって言ってくれたわ」
と〜
1ヶ月後
菓子折まで持って
「前はきついこと言ってごめんね ウィッグを作ってから、
若くなったってみんなが褒めてくれるし、いろんな服が似合うようになってきたわ」
と別人のような明るい笑顔で話し、
「今まで、二階に同居しているお嫁さんが、
『お母さん、一緒にお茶しましょ』と声をかけてくれても、
足が痛いのを知ってて嫌味やわぁ と思ってたんやけど、
『は〜い』って階段をトントントンって上がれるようになってんよ」
とウィッグを作って変わった生活を、明るく話してくれました。
この会社のウィッグは高いだけの値打ちがあるのかも?
と感じました。
高額なウィッグ!
でもそれなりに価値を納得してもらえるなら
と会社を辞めずに続けるきっかけの出来事でした。
※ 本文内のお客様ではありません
提携先美容室オーナー様
それでも やっぱり 高すぎる!
もう少しなんとかできないか?
と切実に思う出来事が〜
明日の Jinaの沿革 ⑥ 【えっ?何がいいの?】に続く〜