医療用ウィッグ(かつら)を選ぶには?
二人に一人が癌を体験する時代と言われています。
誰もが他人ごとではなくなっているのに、いざ抗がん治療を始めるときに
「ウィッグを準備してください」と言われると、戸惑ってしまう方が大半です。
「どこに行けばいいの?」
ネットで調べると、1万円以下のお安いものから価格を明かさない高額なものまで〜
「何を基準に選んでいいかわからない」
そんな声をよく耳にします。
抗がん剤治療の影響で一度脱毛しても、髪は必ず生えてきますが、
元のご自分のヘアスタイルに戻せるまで、約2年以上かかります。
その間、他人の目が気になり、外出するのが億劫になる方も多いようです。
ウィッグで、自分らしい自然なヘアスタイルを再現できれば、前向きに立ち向かう気持ちの支えになるではないでしょうか?
国立がんセンターでもアピアランスケア の重要さを提唱しています。
オーダーと一口に言っても医療用ウィッグの場合、
ウィッグのネット
①フルオーダーウィッグ
自分の頭の形にぴったりと合うように、一から型を取ってネットからオーダーし、お好みのヘアースタイルを作る
②セミオーダーウィッグ
ネットの型をS・M・Lと決まったサイズの中から選び、ヘアスタイルは一からお好みどおりにオーダーする
の2種類があります。
※ 既製品の決まったデザインのWigを少しカットし直すことでセミオーダーと言っているメーカーもあります。
髪の材質
①人毛100% ②人工毛100% ③人毛と人工毛のミックス(配分はメーカーにより様々)
植毛の仕方には
①手植え ②機械植え ③一部手植え
型については、抗がん治療のためだけではなく、自己免疫疾患や多発性円形脱毛症など長期間、毎日全頭ウィッグを使う必要のある場合は「型が命」といっても過言ではありません。
オーダーウィッグのJinaではフルオーダーの場合、細部まで丁寧に型どりしますので、ストッパーや両面テープをつけなくても、簡単にずれたり、はずれたりしません。
実際に自分の頭皮から直接髪が生えている感覚でヘアースタイルをおつくりすることができます。
また抗がん治療等、期間が限られている場合など、通院や出かけるときに人の目が気にならない自分らしいウィッグが欲しいという方には、医療用セミオーダーウィッグでも十分だと思います。
髪の材質は
やはり人毛が自然です。
最近の価格の高いウィッグに使われている人工毛は大変上質で、人毛と見分けはつきません。
ただ手触りはゴワゴワしていますし、もし毎日使うと、半年もすれば静電気で毛先がごわつき固まってしまいます。
そうなると、短くカットするしか方法はありません。
人毛の場合、少し傷んでもヘナやトリートメントで修復できるので、長く美しい状態で使うことができます。
植毛の方法は
手植えの場合、まるで自分の頭皮から髪が生えているように丁寧に植えることができ、髪の向きも自由に変えられます。
機械植えの場合、根元はしっかりしますが向きが固定され、髪の流れを変えることはできません。
安価なウィッグはほとんどが機械植え、もしくは一部手植えです。
Jinaではフルオーダーもセミオーダーもすべて上質な人毛100%を総手植えで丁寧におつくりしています。
自由にお好きなヘアースタイルを楽しめ、定期的にメンテナンスすることで、長くお使いいただくことができます。
医療用ウィッグ( フルオーダーウィッグ )
長期間毎日使う必要のある方にとっての全頭ウィッグはフルオーダーの場合、Jinaでは細部まで丁寧に型どりしますので、ストッパーや両面テープをつけなくても、簡単にずれたり、はずれたりしません。実際に自分の頭皮から直接髪が生えている感覚でヘアースタイルをおつくりすることができます。髪が全部抜けてしまったとしても安心して使えるウィッグをお勧めします。
1. そのための型どりは丁寧に綿密に
2. ライン決めがとても重要です
3. ぴったりの型が出来上がりました
4. この型でネットを作り、一本一本丁寧に植毛します。ウィッグが出来上がるまでシルク皮膚の場合は約2か月かかります
5. さぁ出来上がってきました。Jinaでは、植毛の終わったウィッグを再度1本1本髪を点検し、癖の強い髪や細すぎる髪などを抜き、お客様にできるだけ自然で使いやすいウィッグを納品できるように心掛けております
6. さぁ、かぶってみましょう
7. ご希望のデザインにカットします
8. ここでデザインによってはパーマを当てたりカラーの微調整をします。生え際の産毛を作るなど、風が吹いても気にならないデザインに仕上げます
9. はい、出来上がり
横から見ても、
後ろから見ても、すご〜く自然です。