昨日のブログJinaの始動 Ⅰ 【オープンの日】では、綱渡りのような日々を綴っています。
オープン後、元のアートヘアー のお客様の中で、
名簿から漏れて連絡のつかなかったお客様をみんなで手分けして探し始めました。
名前を思い出し、電話帳で順番にかけて尋ねる中で、何人かは連絡がつきました。
すぐに連絡ができなかったことで、皆さん、不信感、戸惑い
それでも、誠意をもって話すと、少しずつ来店してくださるようになりました。
アートヘアー の冴えないカウンセラーだった私が、
店長になれるきっかけを作ってくれたK様にも2ヶ月遅れで連絡が取れ、
「おめでとう!遅くなってごめんね」
とお祝いまで持参して来店してくれました。
毎月通ってくれ、ある日両手に大きな荷物を持ってご来店されました。
「実はね、終活中なの。ほとんど着物は姪にあげたんだけど、
どうしても手放せなかった着物は、明石さんに着て欲しくて〜」
と付下げ、訪問着、大島、総絞りの羽織りとそれぞれに合わせた帯を持ってきてくれました。
「もう着るのもしんどくてね。貴女が着てくれたら嬉しいわ」
お子さんのいらっしゃらなかったKさん。私も早くに母を亡くしていたので、お母さんのように慕っていました。
いつもいつも応援してくれるKさんの大切な着物、お客様の結婚式でも着させてもらいました。
そしてその写真を見て、とても喜んでくださいました。

オープン3ヶ月後に丹羽市のT様にやっと連絡が取れました。
その方も1年間、毎週2時間かけてアートヘアー に通い、追加料金150万円を払ってすぐに倒産。
ショックな気持ちが消えないまま、私が連絡をしたので、最初はギクシャク
ご近所の友人から、「また騙されに神戸に行くの?」と止められたそうです。
「一度ご来店いただけたら、私たちの思いを理解してくださると思います」
と話すと
「一回だけ、とにかく見に行くわ」と勇気を出して御来店。
阪急三宮駅までお迎えに行き、サロンを見て、私たちの話を聞き、
ようやく、もう一度信用してみよう。と思ったそうです。
それからは、毎月2時間かけてJinaサロンにヘナカラー とウィッグのメンテナンスに通ってくださるようになりました。
大好きな氷川きよしくんのコンサートに行くときに、少しでも綺麗でいたいからと、
コンサートの日程に合わせて来店されることも多く、
重いのに、手作りの炊き込みご飯を持ってきてくださったり、暖かい交流が続きました。

ヘナカラー &部分wigのメンテナンス
wigを付けていても、とても自然ですね。
なんと
「私がお金を出してあげる」と言いながら連絡がつかなかったH様も
「ここですることにしたんやねぇ」
とご来店、どう資金を作ったか聞かれました。
その上で
「そう、私にお金を出してもらったら、私は口も出すから、結果的に良かったんじゃない?」
はい。全くその通りです。
それからも、美容師のSさんがお気に入りなので、毎月通ってくださいました。
「客からお金を集めてするようなお店」と言って信用してくれなかったお客様にも、
「そろそろいらしゃいませんか?」
と時々連絡を入れていました。
3年後くらいに、やっと
「よう頑張ったねぇ〜」
と来店してくださるようになりました。
心の中で、よし!!
明日Jinaの始動 Ⅲ【美容室に苦戦中に〜】に続く〜