昨日のブログ Jinaの始動 Ⅱ 【お客様を取り戻す】でご紹介した日々の中で、
サロンワークとは別に、
当初の目的でもあるウィッグのメーカーとして、
どう美容室に営業をかけていくか?が課題として残っていました。
サロンで毎日、お客様対応をしながら、
空いている時間に、美容室に営業をかけていましたが、どの美容室も、なかなか聞く耳を持ってくれません。
美容室にしてみれば、仕事中に様々な営業が押しかけてくるのに、
聞いたこともない会社がいきなり来ても〜。
断られるときに聞く言葉のほとんどは
1「オーダーウィッグなんて高額なもの、うちのお客様には無理」
2「カット技術で薄毛をうまくカバーできるから、ウィッグなんていらない」
3「ウィッグなんて売ったらカラーに来る回数が減る」
この3つがほとんど
1には 【お客様にとってウィッグを購入する財布は別のことが多い】
2には 【カットの技術はもちろん大切、その上で、もし、ウィッグに興味のあるお客様がいらっしゃったら、お役に立てる自然なウィッグをお作りします】
3には 【ウィッグを作ろうと考えるお客様は、お洒落な方が多く、外した時の自分も綺麗でいたいと思われる方が多い。ウィッグとのつながりも考えられるので、お客様の固定化につながります】
と、ここまで聞いていただけることは滅多になく、
ほとんど入り口で断られる。
あれ?
私は営業力ある、と思っていたけど、それは看板と宣伝のおかげだったのだ。
と思い知りました。
世の中はベンチャーの風が吹き
女性起業家という言葉も、聞こえはいいけど、実際は資金力や大きなバックがない、
無名の1個人の私の前には、高い大きな壁が立ちはだかっているように感じる日々でした。
そんな中、神戸商工会議所の女性経営者倶楽部から、
「明石さん。おめでとうございます。第4回女性起業家大賞の特別賞に選ばれました。
全国大会で表彰されます。神戸の女性経営者倶楽部始まって以来の快挙です」
えっ?
まだ1期目の決算も終わっていないのに選考されるのは異例中の異例だったらしく、
大きなエールをいただいた。と今でも感謝しています。
日本商工会議所発行の全国紙に取材され受賞内容が掲載
青森県の女性会から講演を依頼され、
ドキドキしながら原稿を準備し、鏡の前で何度も練習して、
初めて200名以上のみなさんの前で講演
東大阪商工会議所からは起業向けセミナーでの講演、
その後も、講演の依頼が続き、少しずつJinaサロンの名前を知ってもらえるようになっていきました。
厚生労働省の女性起業家サイト[わたしと起業.com]に載せて頂き、
リクルートのアントレに女性起業家の1人として特集を組んでいただいたのもこの頃です。
明日Jinaの始動 Ⅳ 【初めてのプレゼン!】に続く〜