昨日のブログJinaの始動 Ⅲ【美容室に苦戦中に〜】でお話しした様に、女性起業家大賞の特別賞受賞が、扉を一つ開けてくれました。
他にも挑戦できることがあるのでは?
兵庫県のベンチャーマーケットというイベントで代表企業に選ばれると、投資家や銀行関連の方達の前でプレゼンできるらしい。
少しでも知名度を上げるために、やれることはなんでもやってみよう!
原稿を書くこと、人前で話すこと、
どちらもそれほど苦手ではない。つもり…
おおよその原稿を、またもや手書きで書いて出すと、
兵庫県の担当者さんから電話がありました。
「明石さん。おめでとうございます。代表に選ばれました。ところで、プレゼンするときに使うパワーポイントってわかりますか?」
「パワーポイント? それってなんでしょう?」
「やっぱり〜」
手書きで出した応募用紙を見て心配されていたようです。
息子にパソコンの操作を教えてもらい、キーボードの入力から練習
「ゆうちゃん! 濁音はどうやった?」
「この前、教えたよね」
「え〜っ? ママは最低同じことを3回は聞くと思ってて〜」
「ハイハイ。わかったよ!」
男の子は優しい 息子が根気よく教えてくれたおかげで、なんとかPCを覚え、パワーポイントの使い方や、編集の仕方を練習。
なんとかプレゼンの日を迎えました。
ほとんどが男性の50人ぐらいの前で、初めてのプレゼン
終了後、質問タイム
いくつかの質問の後に、
「どうして女性専用なのですか? 男性用はしないのですか?」
「男性は、堂々とそのままでいらした方が、カッコいいと思うのですが〜」
そう返事した途端に、会場が笑いに包まれ、ちょっと嬉しかったのを覚えています。
それ以後、プレゼンや講演をする時は、笑える内容を入れるようにしています。
そのプレゼンを聞きにこられていたJinaのご近所の信用金庫の支店長が、
「無担保、無保証で300万円お貸しできます。是非使ってください」と声をかけてくれました。
開業の時、どこの金融機関も相手にしてくれなかったのに、少しは信用ができたようで、嬉しかった。
また、その信金の担当者さんが、取引先の美容室にJinaを紹介してくれると、
「Aくんの紹介ならどうぞ」
と快く話を聞いてくれました。
すぐにウィッグに興味のあるお客様に話してくれ、そのお客様も、試着後
「ねぇ、先生、どう思う?」
すると
「いい感じやん。気に入ったら作ったら? 私がフォローしてあげるよ」
「じゃあ作るわ」
あっという間の契約、そして納品
いかに信頼のつながりが大事かを、再認識しました。
その後、神戸市ドリームキャッチプロジェクトにも応募し、N認定、パブリックに認定していただける場所には、できるだけチャレンジしました。
Yahooブログ「大丈夫!髪を大切に」(残念ながら消えてしまった)を書き始め、家族も
「ママの仕事のためなら仕方がない」
と顔が出るのも我慢してくれました。
少しでも信用されたい。少しでも知名度をあげたい。
できることはなんでもする。
明日Jinaの始動 Ⅴ 【貴女見てたの?】に続く〜