先日 福島県に部分ウィッグのスペアーの納品に行ってきました。
まだ今お使いのウィッグが十分使える状態ですが
いつも前もってスペアーをオーダーしてくださいます。
以前のブログ
Jinaの途上 4 【震災後の福島から】
でご紹介したお客様です。
中国茶が趣味の山ガールさん
このコロナ禍、山歩きが趣味で良かった。
と話されていました。
何度も
「神戸に行きたいのに行けない」
とご連絡をいただいていましたが
神戸は相変わらずの新型コロナの感染者数なので
今回はワクチン摂取済みの私が、万全の感染対策をとって
お客様に了解
を得て行ってきました。
移動手段は
神戸空港から仙台空港(飛行機は3分毎に新しい空気に入れ替わり乗客数も抑えています)
仙台空港からエアポートラインで仙台駅→新幹線で福島へ
所要時間は3時間
ほど
思いの外 近いですね。
事前にお聞きしていたスタイルでオーダーした新しいウィッグを
実際につけてから 調整カット
今回も、軽くて髪色もピッタリととても喜んでくださいました。
震災を経験されているので
「また次に何かあったら
私はきっとウィッグを持って逃げる
命と同じくらい大切だから」
と話してくださり
お客様の人生を支えるウィッグを作らせていただいている
責任の重さを痛感しました。
美味しい中国茶をご馳走になりながら
初めての出会いからの10年間のよもやま話に花が咲きました。
「3時間で神戸に行けるなら 次に行く時は私も仙台経由で行きます」
と喜んでくださいました。
そう言えば 4年前、私が一番辛かった時
福島から夜行バスで会いにきてくださったことは
忘れることのできない大切な思い出です。
その時のことは
で触れています。
お客様とのご縁を再確認できる楽しい出張でした。