ご自宅でウィッグを洗う時の手順をご紹介します。
準備するもの
お手入れを始める前に、
- 「洗面器」
- 「ウィッグをとくための粗めのブラシ」
- 「スポーツタオル✖️1枚」
- 「ドライヤー」
をご用意ください。
発泡スチロール製の「ウィッグスタンド」があると、乾かす時に便利です。
下準備
ウィッグをぬらす前に、ウィッグについたほこりや髪のもつれをほどきます。
まず、ウィッグのほこりを払い、髪にもつれがないかを確かめます。
もつれを見つけたら、優しくほぐしてください。
ウィッグに軽くブラシをかけ、準備完了です。
ウィッグを洗う
ウィッグをシャンプーで洗います。
先にネットを洗い、次に髪を洗います。
まず最初に、お湯でネットを洗います(シャンプーはまだ使いません)。
ネットは髪や頭皮に直接触れ、一番汚れやすいところです。
丁寧に洗ってください。
次にシャンプーを手に取り、ネットを洗います。
(ネット洗い専用に、歯ブラシを準備しておいてもいいでしょう)
ネットを洗い終えたら、お湯でシャンプーを洗い流します。
ウィッグを裏返し、表側の髪の部分も洗い流してください。
次は表側を洗います。
再度シャンプーを手に取り、髪の流れに沿って洗います。
こぶしの先を櫛代わりに、髪の流れに沿ってしっかり洗ってください。
洗い終えたら、髪の流れに沿って表裏を丁寧にお湯で洗います。
ウィッグにトリートメントをする
洗面器を使い、ウィッグにトリートメントをします。
洗面器を準備します。
トリートメントを手に取り、洗面器にといてください。
洗面器の中を泳がすように、ウィッグを2〜3回、左右にくぐらせ、軽くすすぎます。
ウィッグを乾かす
スポーツタオルで水分をとり、ドライヤーで乾燥させます。
スポーツタオルにウィッグをのせ、優しく包み込みます。
タオルの上からポンポンとたたき、ウィッグの水分を取ります。
ドライヤーを当てます。
ネットから乾かしてください。
髪全体をドライヤーで8割ほど乾かします。
粗めのブラシで、髪がもつれないようにときながらドライヤーをかけます。
(クルクルドライヤーでも大丈夫です。)
乾かし終えたら、ウィッグスタンドへ置きます。
発泡スチロール製のウィッグスタンドがあれば、
9割ほど乾かした後にウィッグスタンドへ乗せ、まち針でネットを固定し、カーラーなどで形を作ることができます。