昨日のブログJinaの沿革 11 【破産の嵐の中で】
で話したように
「兵庫県全域にまたがるお客様が、不安感なく通えるサロンを探すより、明石さんが自分でやった方が早いよ!」
のアドバイスを受けたので、翌日から居抜き店舗を探し始めました。
条件は、
① 三宮駅からわかりやすく徒歩で通える
② 通りから丸見えにならない
③ エレベーターがついている
兵庫県は広いので
遠方からでも通いやすい三宮で、高齢な方や体調の悪い方でも通いやすいサロンを…
そんなに都合の良い物件が、すぐに見つかることもなく
猛暑の中、動き回る途中にも
不安な気持ちを抱えているお客様から、何度も電話が入りました。
「皆様が安心して通えるサロンを自分で作ることにしました」
と伝えると
「明石さん。気持ちは嬉しいけど、それは難しいと思うよ」
と心配され〜
心の中はどんどん追い詰められていく。
そんな中 姫路在住のお客様から、
「自宅でカットとウィッグのメンテナンスをして欲しい」
と神戸店の技術部長だったSさんに電話が入りました。
Sさんから同行依頼され、2人で姫路に向かうと
立派な大きな邸宅にびっくり
お部屋に通され Sさんがカットをしている間
今の状況を聞かれ、
サロンを作るために、三宮で居抜き物件を探している事、
Sさんも私と一緒に頑張りたいと思っている事、等を話すと
「居抜きでなくても、私が資金提供してあげるから、気に入った物件を見つけたら連絡してきて」
との思いがけない言葉
一番の問題は資金面、これでなんとか前に進める。
嬉しくて小躍りする思いで帰路につきました。
さぁ! あとは物件!
明日の Jinaの沿革 13 【幻に消えた資金援助】
に続く〜