Jinaの再スタート 4【責任を持って?】 で、お話ししたように、いつの間にか、Jinaから独立して開業したはずのサロンが閉店していました。
一方私は、友人や兄の助言で目が覚め、諦めないと自分に言い聞かせていました。
ようやく金融公庫の面談の日が…
前日には
「こういうことを聞かれるかも知れないから、答えを準備していった方がいいよ」
と友人からありがたいアドバイスを受け、おかげで面談はスムーズ。
担当者さんは、今までサロンを閉めてからの私の姿勢を高く評価してくれ、
「リスケ後はきちっと返済されていますし、いろんなことに手を打って前に向いて頑張ってこられたことがよくわかります。明石さんにお貸しできない理由はありません」
と力強く言ってくれました。
そして
「図々しいかも知れませんが、今のJinaサロンに貸せる最大限をお貸しください」
とお願いすると
「わかりました。いつまでにお金が必要ですか?」
「できるだけ早い方がありがたいです」
「わかりました。最短でご準備できるように僕も頑張ります」
と頷いてくれました。
帰宅後、担当者さんから
「明石さん。キッと通せるように、精一杯頑張ります」
とお電話いただき、その気持ちが本当に嬉しかったです。
そして、1週間後、電話が入り
「明石さん、融資の結果ですが…」
電話の暗い声に、思わず
「えっ?ダメでしたか?」
少し間を置いて
「おめでとうございます。満額、承認がおりました」
「え〜〜っ! もうびっくりしました」
そして、最短で振り込まれ、本当に助けて頂きました。
その3日後、二度と借りたくないと誓ったはずの信用組合からも金融公庫さんよりはかなり少額ですが、無事、融資がおりました。
これで一息
なんとかこの危機を耐えて、次の手を打つ。
信頼する兄からは
「何があっても逃げるな! 道はある 今まで頑張ってきた自分を信じろ!」
と念を押されました。一度は弱気になって、逃げたいと考えた自分が恥ずかしい。
金融公庫の担当者さんに、あの時、明石さんを応援して良かったと思ってもらいたい。
北風と太陽
金融公庫の担当者さんは温かい太陽でした。
その温もりに応えるために、どうやって立て直す?
中国からの空輸便も、時間はまだまだかかりますが、徐々に届くようになりました。
とは言え、世間はまだまだ自粛。
神戸三宮の町は死んだようにひっそりしていました。
自粛期間の今、できることはなんだろう?
本、動画、情報をいっぱい集め、今まで経験したことのないコミュニティにも参加
既存の価値観の殻を破ろう!
西野亮廣君のオンラインサロンに入り、
ホリエモンのオンラインサロンにも入りました。
そして、次に飛び上がるためのエネルギーを蓄えよう!
自分より若い人たちに混ざって、影響を受けて吸収していく。
復活のために、大きく屈んだ状態の日々でした。
明日
Jinaの再スタート 6【復活に向けて】 に続く~